肩甲骨はがしが流行る理由
肩甲骨はがしが流行る理由は簡単です。
ほとんどの方がくっついている→なので剥がしてもらう施術は気持ちいい→では、剥がされてもまたすぐ元に戻るのはなぜ?
まずは、どこにくっついているか→肋骨エリア
ではなぜ多くの人がくっついてしまっているか。決して肩こりで凝り固まっているのが原因ではありませんよ~。
答え=歩き方が悪くなってしまったから
遡ると赤ちゃんのハイハイから始まっています。ちなみに赤ちゃんの肩甲骨は常時滑らかです。
そんなこんなで
大人になり、皆さんがコリコリになる肩甲骨エリア。
写真の矢印方向の動きが
歩きで当たり前になれば良いです。
肩甲骨が剥がれるためには胸郭と肩甲骨が逆回転する感覚を体得する
こうなれば、肩甲骨が肋骨から剥がれる=お互いが滑るように動くようになります。結果、肩こり首コリももちろん解消されます。全てのスポーツや格闘技の動きにもとても役に立ちます。
ただ、この感覚は無い方がほとんどです。
街を歩く大人子ども、あらゆるスポーツ格闘技の映像を見ていてもそのように歩いている方はほんの一握り
胸郭の回旋動作は日常的に無いわけではなく、
やっていないだけ
多くの人は腕の振り出しと蹴りの力を利用して前に進むような歩きです。肩甲骨や腕を意識的に動かすことは力みになり、肩甲骨エリアと背骨沿いが逆に固まります。つまり重心移動が下手になります。
普段、腕を振ろうとする気持ちが強い人や、筋トレを有効活用できずに体幹が固まっている方はこれに陥りやすいです。
簡単に言うとすぐ疲れてしまう歩き方なのです。
胸郭の回旋によって肩甲骨・腕の動きが生まれ
股関節との連動も自動的に発生する感覚を体得できると
吃驚するほど全てが変わります