何年か前のサッカーの代表戦で上田綾世選手を初めて見た時に、ポジショニングがとても素晴らしくびっくりしたのを覚えています。

ただ、その時から変わっていない身体の使い方がありまして、この前のオリンピックで上田選手が足りていないそれを持っていたら点が量産されていただろうなという悔しさで胸がいっぱいになりました。

それというのはシュートの打ち方です。

軸足が下に沈みながら蹴り足がボールに向かっていくのが最大の問題でして↓

なんといっても腹筋の主張が強いです。一見力強く見えてもパワーがボールへスムーズに伝わっていません。

この現象は偶然とかではなく、必ずこうなっています。

同じような使い方の選手は日本代表選手にも何人かいます。

逆の良い感覚を持っている選手も、もちろんいます。

問題は、この観点で指摘する人がおそらくまわりにいないということです。

いたとしても改善方法を知らないのかもしれません。コアの概念が強すぎるのだと思いますが。

最後の最後でシュート成功率が下がるのはストライカーにとっては致命的です。

上田選手のような、他の部分は本当に素晴らしい能力を持っている方は特に勿体ないです。

こういう癖もセッション１０回くらいで修正できます。