重心移動の基礎になる歩き方
前回の記事でも書きましたが、姿勢を正すということですら概念的にかなり難しいです。
でもそれを乗り越えれば次にいけます。それが動作です。
動きというのは瞬間の連続なので、教えるのが一番難しい領域になります。
例えば、よくある姿勢矯正で解決しない理由の一つが、指導者側の良い姿勢の概念が間違っているパターン。
そして何より動作の本質を感覚的に伝えられないからです。
YouTube、インスタグラム、TikTok、Twitterなども本質にたどり着くのはなかなか難しい状況だと思っています。
重心移動の基礎になる歩き方
※過去記事参照
〇姿勢が良くなることはなぜ良いことなのか
https://roktai15.com/blog/2019/08/blog_post_6.php
〇痛みコリとスタイルとスポーツパフォーマンスの関係性 https://roktai15.com/blog/2019/09/blog_post_2.php
〇重心移動の常識を疑おう
https://roktai15.com/blog/2019/09/blog_post_13.php
過去記事でも書いてますが、動作を考えるうえでまず重要になるのが歩き方です。
重心移動の基礎になる歩行ができなければ走ることもできません。なのに、世の中は『正しい走り方!』『足が速くなる方法!』そんな売れそうなワードで溢れています。
歩き方こそ極めようとすると超難しいです。でもわかれば、スポーツ格闘技、スタイル、痛みやコリ、すべての向上に繋がります。(どの分野もトップ選手は歩き方や姿勢が例外なく良いことが多い。)
歩き方を簡単に書くと、全身を二分割して部位ごとに前後動する感覚です。連動させながら分離しないとこれは体現できません。
動物が良い例で、重心移動を極める=動物の感覚に近づくことです。
動きの中で体幹を止める動物はいません。ブレないけど動いている。これが肝です。